筆工房亀井のルーツと職人たち
初代の寿兵衛(かへえ)は京都の出身で、もともとは関西筆の職人でした。
東京・銀座へ来てからは、仙台藩や新潟の職人などの良いところを吸収し、江戸筆の礎を作りました。
時代の流れや書家の好みにより、江戸筆は変化を続けていきます。
技術は二代目辰三、三代目清(大正13年 生)に受け継がれ、四代目正文の時代に「筆工房亀井」が誕生しました。
現在の職人たち
五代目 亀井 暁央(昭和52年 生)
1994年より筆職人の道に入る。現在は筆の製作全般を担当。
四代目 亀井 正文(昭和24年 生)
1977年より筆作りを始め、1993年に独立。筆工房亀井を設立。
1999年東京都知事認定 伝統工芸士に認定。
亀井 久子(昭和28年 生)
1980年頃より筆作りに携わる。